2000年
群馬公演
8月5日~6日、ながめ余興場にて上演。
東京公演
8月9日~11日、青山円形劇場にて上演。
たいせつなことはすべて船の上で教わった。
できそこないと評判の大手観光会社の御曹司が、
仕事を兼ね(!?)豪華客船の旅へ。
ちょっとした暇つぶし程度の気持ちで出かけたはずが、いつしか自分の生き方をみつめなおすことに・・
出演
前田耕陽 荻野奈緒美 福麻むつ美 加納健 下川原守忠 舘関太
「ワールド観光開発」の御曹司、
加藤元直は自他共に認めるはみだし息子。
ある時、父の命令で船内サービスの取材を豪華客船
「パシフィック・ムーン・ライト」号に乗船する。
しかし、仕事もせず遊び呆ける元直は、仕事を催促される毎日。
そんなある日、父が倒れたという知らせが、、、
謎の美女との出会い、それぞれに事情を抱えた人々との交流、
さまざまな事件を通し、元直は次第に自分の道を歩みだす。
新たな可能性に向かう旅が、今、ここに始まる。
2001年
東京公演
3月1日~4日、青山円形劇場にて上演。
出演
岡幸二郎 森奈みはる 真織由季 園岡新太 治田敦 山形ユキオ 下川原守忠 舘関太 小笠原一葉 坪井美奈子 内田このみ
ニューヨークの、とあるバーで、今宵も、
ニューヨーカーやお上りさんに混じってグラスを
傾ける常連の日本人客が見える。
そこにはファッションデザイナーの卵
リョウ(岡幸二郎)の姿も。
彼は世界中のデザイナーがめざす
「マンハッタン・コレクション」への出展をかけ、作品づくりに励んでいた。
日本での惰性の日々に嫌気がさし、心機一転、
アメリカでの成功という大志を抱いて渡ってきたリョウ。
最近になって、その才能が認められ始めたが、それはリョウにとってスタートラインに過ぎず、
「マンハッタン・コレクション」への挑戦は初めての大きなチャンスだった。
東京公演 シアター1010
名古屋公演 名古屋音楽協会
大阪公演 梅田芸術劇場ドラマシティ
福岡公演 ピクニック
花から花へ。恋から恋へ。
恋することは、生きること。
今日咲いた花が明日枯れるとしても、
恋する気持ちは止められない。
大輪のバラ、うつむく百合、可憐な野の花、
ひとつひとつ摘み取って勲章のように襟元に飾ろう。
笑っても泣いても、人生は一度きり。
さあ、恋のゲームを始めよう。
出演
岡幸二郎 今井清隆 寿ひずる 彩輝なお 紫城るい 菊地美香 小笠原一葉
出演
岡幸二郎 シルビア・グラブ 井料瑠美 安崎求 園岡新太郎 舘関太 旺なつき 浜畑賢吉
舞台は英国の名門校オックスフォード大学、
時は19世紀、花咲くビクトリア時代の末期。
主人公チャーリーとその友人ジャックは、
卒業をまじかに控えた学生である。
窓の外、遠くから学生たちの、卒業の歌。
自らの青春をたたえる声には、どこか別れのさみしさも漂う。
そんな夏の午後、チャーリーとジャックは2人、学生寮の部屋にいた。遅い昼食が始まろうとしている。
席は5人分。招待客は2人の若きレディたち、そして遠くブラジルから訪ねてくるというチャーリーの叔母、ドナ・ルーシア。
レディたちは、チャーリーが思いを寄せるエイミー、同じくジャックの想い人キティ。
彼女たちも、内心まんざらでもない様子である。
卒業すれば離ればなれ、もう会う機会はない。
この昼食会は、彼らが恋を成就させるためのラストチャンスなのだ。